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天音花香の小説をUPするブログです。個人サイトの小説はこちらに移しました。現在二時創作と短編を中心に書いています。
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天音花香
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女性
職業:
主婦
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。一応文学部でです。ですが、大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、主婦になってから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。
もう一つのブログでは香水についてレビューをしております。
http://yaplog.jp/inka_rose/
こんな私ですが、宜しくお願いします。





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こんにちは、天音です。
暑い日が続いていますね。
でも、まだ梅雨も明けてないし、暑さはまだまだこれからが本番と思うとうんざりします。
皆様も熱射病には気をつけてくださいね。

今日は短編をお送りいたします。

田丸というのは苗字です。

相変わらずなんとも言えない小説ですみませんが読んでいただけると嬉しいです。

         

ココから小説

         田丸



 人は本当に人を好きになったときそれまでの自分の心無い行いに気づくものかもしれない。
 
 私は変わり者だった。小学生になって初めてつれてきた友達が男子だったことに母は驚いたらしい。
 その男子、田丸は背が低くて痩せた見るからに小さな男子だった。
 私の何が気に入ったのか結局分からないままだが、田丸は何処に行くにも私の後をついて来た。私は私でそれをなんとも思っていなかった。いや、子分ができたとでも思っていたかもしれない。他のクラスメイトは田丸と私を冷やかしたが、私はまったく気にも留めなかった。なぜなら田丸は恋愛対象とはかけ離れていたからだ。
 ただ、母は違っていた。何かと田丸の名前を持ち出した。そして、バレンタインの時には頼みもしていないのに田丸にチョコレートを買ってきた。私は半ば無理やりチョコレートを渡す羽目になった。もちろん「義理だから」と言って渡したが。田丸がそれをどう取ったのかはわからない。ただはにかんだ笑顔を見せられたとき、私は正直どうしていいか困った。それだけだった。ホワイトデーが近づき、田丸は私に好きなお菓子を訊いてきた。私は正直に「グミキャンディー」と答えた。すると当日、田丸は3袋のグミキャンディーを私にくれた。渡されたとき、私は他の男子たちと遊んでいた。そして、そのグミキャンディーをその男子たちと皆で食べた。田丸は顔を歪ませて泣いているような笑っているような表情をしていた。私はそれがなぜか分からなかった。分からなかったけれど脳裏に焼きついた。

 田丸は小学生の低学年の間私について回ったが、進学塾に入り、私より成績がよくなったのをきっかけに私から離れていった。そのときの私は「田丸のくせに生意気だ」とぐらいしか思わなかった。私は男子友達は多かったが結局好きな人というものを知らずに小学生を終えた。

 そして、高校生の私には好きな人ができた。毎日挨拶をしようとしても声がでないような……。自分にそんな存在ができるなんて思いもしなかった。中学生のとき田丸のことはすっかり忘れていたが、今は田丸のことを思い出す。今の私は過ぎし日の田丸と同じ。自分の好きな人から何かをもらったらどんなに嬉しいだろう。田丸の浮かべたはにかんだ笑顔はそれをありありと思わせる。そして、今になってやっと田丸の歪んだ顔が私の心を締め付けた。私はなんてことをしたのだろう。好きな人にあんなことをされたら……。言葉にならないほど哀しい。申し訳なかった。今、痛烈に思う。そして、自分は田丸になりたくないとも思う私は我侭な女だ。


                         了


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 今日はこのくらいで……。



 ここまで読んでくださりありがとうございました。
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                           天音花香

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