小説をおいております。
『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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こんにちは、天音です。
こちらは乙女ゲーム「いざ、出撃! 恋戦」の二次創作集になります。
今回は「早苗が通る!」ではなくてシリアスな短編を一つ。
主人公は小次郎です。
いざ、出陣!恋戦
たまにはシリアスなものも書いてみたいと思ったので書きました。
コメディーもシリアスも少しずつ増やしていければと思っています。
姫の名前は入れていません。ただ、「姫」としておりますので、
読むときは自分のお好きな名前を想像して入れてください。お願いします。
それではお楽しみ下さい。
この小説ブログ、そしてもうひとつの香水ブログに載せている全ての作品の著作権は天音花香にあり、放棄しておりません。
無断転載、無許可の販売は禁止です。
某サイトにて著作権侵害、違法販売されていた私の作品の販売が停止されました。
FC2さまと応援してくださった皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。
ココから小説
――「小次郎」
鈴の音のように可憐な声で自分の名前が呼ばれる度、オレの心臓がどくんと跳ねる。甘い痛みが胸に広がるのを止められない。姫が最もよくオレの名を呼ぶのは、ただ単にオレが護衛でいつもそばにいるからからだ。
姫の心の中には別の男がいる。
それを知っているのに、それでもオレの耳は姫の声を捕らえる。
オレが剣客ではなく、名のある武将だったら、姫と結ばれることもあったのだろうか……。
「小次郎!!」
悲鳴に近い声が聴こえ、オレは慌てて姫のそばによった。
「指に切り傷ができてるじゃないか。何をしていたんだ?」
姫はそばの木を見上げる。
「さくらんぼがなっているのです。小次郎と一緒に食べようと思いまして ……」
可愛い人だ。
「こ、小次郎!?」
オレが姫の指を口に含んだので、姫は驚き、頬を朱に染める。
「こうすれば傷の治りが早い」
そしてオレはその傷を布でしばってやった。
「……ありがとう、小次郎……」
恥ずかしそうに目を伏せる姫は本当に可憐で、このまま抱きしめてかっさらいたくなる。だが、現実はそう上手くはいかない。この姫は決して可愛いだけではない。女一人で気丈にも国の行く末を担っているのだ。
「オレは姫の護衛だからな」
言ってそっぽを向く。最も近くて最も遠い距離。
姫の甘い血の味がまだ舌に残る。
姫がオレ以外の誰かに嫁ぐのは苦しい。けれど。それが姫の幸せなら。最後までそばで見守ろう。甘い痛みと共に。
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今日はこのくらいで……。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
拍手、ときどきいただいております。嬉しいです。一言あるともっと喜びます。
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それではまた近いうちに! 天音花香
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Comment
こんばんは。お邪魔します。
そしてやっぱりご迷惑も省みず、コメントしに現れました。藍です。
小次郎、大好物…違いました(笑)大好きです!
本当に面倒見がよくて。天然娘である姫には、彼くらい面倒見がいい護衛でなければならない!とお父上の選定により選ばれたのだろう、と信じて疑いません。
小次郎曰く「親ばか」らしいですから。愛すべきお父上です(笑)
幸村もどんどん明後日よりも斜め後方を全速力で走って行ってしまっているようで、何よりです(^-^)
そんな彼も大好きです。
毎回楽しいお話をありがとうございます。
このような一方的な感想を書き連ねる私ごときに、毎回お返事をいただき大変恐縮です(^-^;
いくらでもお返事はスルーなさって構いませんので。
では深夜ですのでご迷惑にならないうちに(すでにご迷惑かけていそうですが)この辺で失礼いたします。
小次郎、大好物…違いました(笑)大好きです!
本当に面倒見がよくて。天然娘である姫には、彼くらい面倒見がいい護衛でなければならない!とお父上の選定により選ばれたのだろう、と信じて疑いません。
小次郎曰く「親ばか」らしいですから。愛すべきお父上です(笑)
幸村もどんどん明後日よりも斜め後方を全速力で走って行ってしまっているようで、何よりです(^-^)
そんな彼も大好きです。
毎回楽しいお話をありがとうございます。
このような一方的な感想を書き連ねる私ごときに、毎回お返事をいただき大変恐縮です(^-^;
いくらでもお返事はスルーなさって構いませんので。
では深夜ですのでご迷惑にならないうちに(すでにご迷惑かけていそうですが)この辺で失礼いたします。