小説をおいております。
『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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十二月ですね。 早いです。
お久しぶりの天音です。
十二月に入ったと思ったら、もう一週目が終わりました。
先生も走る十二月。(十二月だけじゃなくて走ってる気もしますけれど、最近の先生は)
高校生だった私は寒さと反比例するように、
恋心を燃やしていたようです(苦笑
読んでやってください。
ココから日記
最初から読んでみる
一九九六年 十一月十八日
昨日はS子がいきなり帽子をくれると言う、嬉しいびっくりプレゼントがありました。風邪引きで寒そうにしてたら、コートを貸してくれたし……。
なんか、最近すごく友達に甘えちゃってます……。
それに今日は一回だけあの人を見ることができた。お昼を食べる前に手を洗いにいったら、教室から出てきたのだ。寒かったので、肩をすぼめて、首をすくめて、手を袖の中に入れて……。でもなぜか顔はりんごのように赤かった。風邪ひいてるの? 大丈夫? 寒いから気をつけれー。私のことには気づいてくれたかなあ。一昨日のこときにしてないよね。(っていうか、あの人にとってはどうでもいいよね)
明日もテスト。来週は期末もある。体調悪いから困るなあ。
一九九六年 十一月二十三日
今日はせっかくの第四土曜日なのに、小説の整理にはまって、ほとんど勉強してなーい! こんなんじゃだめだー! センターまで50日ちょっとなのに! それに、関係ないけど、昨日も一昨日もあの人に会ってなくて、今日も会えるわけないし、明日も日曜だし、四日も会えないんだー! N子が「髪切ってたよ」と言っていた。ほら、もう、私の知らないあの人ができてる。なんかヤダ、そういうの。会えないとどんどん私の知らないあの人が増えてくんだ。そんなのやーだー。うう、絶対月曜日には会えますように! そして、話すんだ! GO!
明日は勉強ー!
一九九六年 十一月二十五日
昨日は六時間ほどは勉強した。あまり集中できなかったけど。今日はね。ふっふっふw 朝「遅刻やー!いややー!」と思いながら自転車ぶっとばして、なんとか間に合った! と部室前の通路にすべらすと、後ろから自転車の音。まさか、ね。心のどこかでは、分かってた。けど、違うよ、期待しないように否定して。自転車止めて、鍵はずして。すると後ろの方も止めて鍵をはずしているようで。まさかね。と思いつつ、部室に行くとき、(といってもチャリから数歩)振り向きざまに見て、ああ、やっぱり……。向うもちょっとびっくりした顔で、こっち見て。あまり見てるとぼろがでるから、努めて平静を装って、部室の鍵を開けた。ほんとはもっと見たかったんだけどね。で、体育のあとも見た。着替え終わって、部室から出ると、あの人は部室に入るところだった。そうよ! こういう偶然、最近なかったから、寂しかったんだなー。帰り。自転車がまだあって、部室、開いてて、いるのは分かってたけど、覗くわけにもいかず、ちょっと悲しい、かな? でも、なんか近くにいると分かるんだよね。後ろから来てるとか、見てもいないのに、全意識がそっちに集中して、なんとなく気になるときは、ほとんどあの人だったりする。変だよね。でも、体中の細胞が「いるよ!」って言ってるんんだわ、きっと。明日は話せるといいなあ。
テスト近し。
一九九六年 十一月二十七日
今日は体育のとき、着替えに部室に行ってると、例の細い通路であの人とすれちがいました。なんかそこで会うのって久々。昨日も会えなかったし。そこ、狭いし、正面からくるから、もろに顔見えるじゃん? なんか恥ずかしくて、下向いちゃった。向うも気がついたよう。最近は目が合っても、硬直してるって感じではなくて、自然でいてくれるようなので(私の思い違いかも)ちょっと嬉しいです。
最近よく小説を読んでしまいます。漫画より読んでる。二年のときとか、他に楽しいこといっぱいあって、目もくれなかったのにね。今、きついから。現実逃避したいから読んじゃうんだ。どうにもならないのにね。しっかし、小説の世界ってやっぱいいなあ。楽しそう。魅力的な人いっぱい出てくるし。でも、私はやっぱ、もしその世界にいけるとしても、今は現実を選んでしまうなあ。だって、あっちにはあの人がいないもん。人生楽ありゃ苦あり。何でもがんばんなきゃだめなんだよね……。
もうすぐ十一月も終わるなあ……。
一九九六年 十一月二十八日
今日は鐘が鳴ってるときに、急ぎながら三階廊下を走っていると、下(一階の外)にあの人が走っているのが見えました。遅刻したなあ。悪い子ちゃんですのー! でも、なんかそれ見ただけで、どうしようもなく愛しくなってしまう。もー、なんて可愛いんでしょお! で、今日も体育後友達とふざけ合いながら、例の細い通路を通っていると、前方からあの人が。寒いため真っ白な肌の、鼻の頭と頬が赤くなってて、自分より20センチ以上は背の高い人にこんなこと言うのは変かもしれないけど、かわいすぎるー! もーうーきゃー、ぎゅって抱いて、頭なでたい気分。だって、きょとんとした目で見て、まるで犬みたいで可愛いんですものー。本人に行ったら殺されそうね。でも、思い出すだけで、顔がにぱあってしてしまうよ!! 明日は話ができるといいなっ!
一九九六年 十一月二十九日
今日は体育もなかったし、もう会えないだろうなーって思いながら、部室へ向かっていると、O君がなんとチャリの鍵をはずしてるではあーりませんか! うう! 話しかけたいけど……。と、そのとき、O君の部室のドアを閉めて入っていった男子がいたのね。なんてラッキー! さあ、あんまり人いないし、勢いでいけーってことで、友達のところに駆けていくふりしながら、「O君、バイバイッ!」って言ったのだっ! おし! 言えたっ! すると、「あ」っと言ってあの人はこっちを見た。一瞬目があった。でも私は走ってたので、そこでとまるわけには行かず、そのまま通り過ぎた。まさに、台風ってやつね。びっくりしただろーなあ。でもね、あの人の表情硬くなかったの。どっちかというと、緩んだの。(気のせいかな)なんかすっごく嬉しくて、ニマニマしちゃった。明日からテスト。今日はなんだか夜もがんばれそう!
一九九六年 十一月三十日
昨日は結局、オーラルが終わらなくて、三時までがんばって、お風呂の中でも勉強して、寝たのは四時……。しかも、現文と政経全くしてないっ! まずーい。まあ、現文は日ごろしているからいい。でも、政経! おーいって感じ。絶対赤ってる。政経で留年なんて救われないぞ……。でも、オーラルは結構できた! 何度ももう寝ようと思うたびに、あの人もがんばってると心で言い聞かせて、粘ったかいあり! しかも帰りにまた会えた! 今日は雨。なのに、あの人は自転車で来ちゃってたのよ。しかもサイクリング車のほうで。まあ、そのほうが私は見れるから嬉しいけど……。今日もK子と部室から出ると、向うもドヤドヤ出てきて……。あの人はなんだか機嫌よさそうだった。笑ってたもん。んで、「雨ふってるよー」って、K子に言ってたら、向うも雨を気にしているみたいで、みんなで、チャリがどーのこーのって話していた。あの人は傘は持ってきてたみたいだけど、自転車はずぶ濡れで気の毒だった(私のチャリもだけどね)それから、またもや他の人はさっさと消えたのに、あの人は一人ぐずぐず。もしかして、結構トロイってやつ? 私は話しかけたかったけれど、雨だし、距離があったから、わざわざ行くのも変かなと思って、ずっと見てるだけでやめといた(ストーカーだ)。それにしても、本当に遅い。いつまでもたらたら。もしかして、私、話しかけてもよかったのかな? なんて。でも、自転車をようやく出そうとするとき、私を見たのよね。すぐおずおずと下を向いちゃったけど……。何? 何なのお? はっきりせんかーい! まあ、でも可愛かったからいいや。最近、いろんな表情するから面白いのだ。明日は日曜日。勉強がんばろっと。それで、月曜日にご褒美として、また会えますように! そして、会話ができますように!
そういえば、あの人、チャリ乗ると泥はねするから、引いてたけど、ずっと家まで引いて帰ったのかな? かわいそうに……。
明日から十二月!! うおー早い!!
一九九六年 十二月三日
今日はあの人の夢から始まった。「もっと話したいです。迷惑なのでしょうか?」と私が言うと、「迷惑」と言われて、夢でもぐさっときた。「今の状態はおかしい。もっとはっきりしてほしい。このままでは困る」とあの人は続けた。「友達なら友達。それ以上の感情があるなら、ためしに付き合ってみればいい」と。こんな人だっけ?! と思ったら、やっぱり夢だった。夢現の状態で、6時におきて、数学して、遅刻ぎりぎりに学校に着いて、自転車を置いて、部室の方へ行くと、O君の部室のドアが開いた。まさかね。と、やっぱりあの人じゃん! ちょっとびっくり。何か嬉しい偶然でした。明日でテストも最後。「気合!」だっ! (気合、は、あの人からもらった言葉なのです。一年生のとき、学校の十里行軍という行事のとき、偶々隣になって……。英語で留年しそうな私が、英語の得意なO君に「どうすれば英語、そんなにできるようになるの?」と聞くと、彼は「気合」と答えたので、特別な言葉なの)
一九九六年 十二月五日
昨日は棚や机の掃除をした。今、久々にすっきりした机上でこれを書いている。いらなくなった教科書は全て捨てた。今日から受験前の特別時間割になった。受験なんだなと実感する(今更だけれど)。そして、私は卒業するんだ。なんだか、無性に寂しくて苦しくなった。嫌、だな。時間を進めたくない。止めたいのではないけれど。
今日は、あの人が教室から出てくるところを見た。手を洗いながら、ボーっと窓の外を見てた私。そのときあの人が教室から出てきたのだ。あの人は私の視線に気づいてか、俯き加減になって、教室のドアを閉めていった。
こんなささやかな幸せもがなくなってしまうなんて。私、高校卒業したくないな。最近になって、この高校がとても居心地がいいことに気付いたんだ。仲のよい友人と別れなければいけないのも辛い。でも、常に前を向いていなければならないんだよね。
<あなたへ>
あなたが悲しみに沈むときは
私は船になりましょう
あなたが迷えるときは
私は月の光になりましょう
あなたが怒りに我を忘れるときは
私は雨になりましょう
あなたが喜びに踊るときは
私は鳥になりましょう
いついかなるときも
私はあなたの支えでありたい
<馬鹿な少女>
私があの人を想っても
あの人は全く気付かなくて
私が会いたいと思っても
あの人は知るはずもなくて
私が話しかけても
あの人は返事をするだけで
私があの人見つめても
あの人は目を伏せてしまって
完全に一方通行
それでもいつかはなんて
甘い夢を見てる
私は馬鹿な少女
そういえば、今日はすっごく恥かいた。
現文の答えが「取捨選択」と書いても意味の通るところだってので、「どうして違うんですか?」って言ったら、「漢字が違う」と先生。え?
ガーーーーン!
「拾捨選択」になってるう~~~!
すっごいはずい!!! 先生が「うけた」と言いふらしたので、聞くんじゃなかったーという感じ。真っ赤になってるよと友人に言われた。いやはや恥ずかしい。
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今回はココまで。
受験生の皆さんは最後の追い込みの冬ですね。
風邪をひかれないように、頑張ってください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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それではまた! 天音花香
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