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小説をおいております。 『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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HN:
天音 花香
性別:
女性
職業:
主婦業メイン
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、結婚後落ち着いてから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。

クリックで救える命がある。
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こんばんは、天音です。

今回も更新は恋戦の二次創作で……。
言い訳になりますが、他のもちょこちょことメモをして進んではおります。
ただがっつり書く気分ではないので、すみません。

いざ、出陣!恋戦


「早苗が通る!」バージョンはギャグ要素ばかりなものです。
姫の名前は 小西 早苗(こにし さなえ)で書かせていただきます。名前の由来は前も書きましたようにありません。思い付きです。
シリアスなものを書くときは姫の名前は無しで書きたいなと思っております。


この小説ブログ、そしてもうひとつの香水ブログに載せている全ての作品の著作権は天音花香にあり、放棄しておりません。
無断転載、無許可の販売は禁止です。
某サイトにて著作権侵害、違法販売されていた私の作品の販売が停止されました。
FC2さまと応援してくださった皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。




ココから小説

「早苗が通る!」シリーズを最初から読んでみる



  1.字の勉強


佐助
「早苗! 早苗! 新しい字を覚えたぞ!」
早苗
「どんな字でございますか?」
佐助
「「ばか」ってのは「佐助」って書くんだぜ! 俺の名前の「さすけ」は「単純」って書くんだ!」
早苗
「! そ、それは……!」
 早苗は顔をひきつらせる。
佐助
「まだあるぞ。「ゆきむら」は「嫉妬狂」だろ? 「さなえ」も覚えたんだ! 「恋人」って書くんだってさ」
 早苗の顔が青くなっていく。
早苗
「さ、佐助。まさかその字を使って幸村様に報告書など書いてはおりませんよね?」
幸村
「……なんの真似だ? 猿?」
 凍りつくような声に二人が振り返ると、佐助の報告書を手にした幸村が立っていた。



   2.続字の勉強

早苗
「小次郎! 佐助に嘘の字を教えてはなりません!」
 幸村の誤解をとき、謝った後、早苗は小次郎のもとにかけよった。
佐助
「てめえ、嘘を教えやがったのか?! 幸村、凄く怒ってたぞ!?」
 小次郎は顔色一つ変えずに、ふうんと返事をする。そして。
小次郎
「幸村サン、ね。
じゃあ今度は正しい字を教えてやろう。「ゆきむら」は「無趣味」と書く」
 木の枝を手に小次郎が字を書く。それを見て早苗は思わず咳き込んだ。
佐助
「おい、どうしたんだよ? 大丈夫か?」
幸村
「……何やってるの?「無趣味」……これは誰の当て字?」
 後ろから覗き込むようにして現れた幸村は笑っていたが目は笑っていなかった。
早苗
「わ、私のことでございます!」
 早苗は手をおずおずと挙げる。
幸村
「そうなの? 「無趣味」ちゃん?」
早苗
「……はい……」
 目をそらす早苗。
佐助
「ぶ、くくくく、あははははは!! 無趣味!! 確かに、幸村だ! あははは!」
 堪えきれず笑い出した佐助に、幸村は冷たい目をやった。
「佐助、くびになりたいの?」



  3.早苗の妄想


景勝
「早苗姫、剣の稽古に参りました」
早苗
「いつも熱心ですね、景勝様」
景勝
「(それは姫に会いたいから……)」
 顔を赤くした景勝を見て、早苗は微笑む。
早苗
(きっと早くお強くなりたいのですね。景勝様は真っ直ぐなお方です。
……はっ! いえ、もしかして……。顔を赤くされるということは、景勝様はもしや小次郎がお好きで剣の稽古にいらっしゃるのでは!?)
 早苗は景勝の袖口を両手で掴んだ。
景勝
「な! どうされましたか? 姫!?」
 景勝がますます顔を赤くする。
早苗
「私は応援いたします!」
 景勝はよくわからないまま、
景勝
「は、はい……」
と返事をした。
小次郎
「早苗……オイ」
 



  4.続早苗の妄想

信玄
「長尾、長尾、なーがーおー」
謙信
「だから、上杉になったって言ってるでしょ? 晴信君」
早苗
「お二人は本当は仲良しなのですね!」
 早苗の言葉に二人はいや~な顔をする。そんな二人の様子に気付かず、早苗はくすくす笑い、思い浮かべる。
――信玄「長尾!」
  謙信「晴信君♪」
  信玄「そんな可愛い顔で返事するな」
   顔を赤くしながら信玄が謙信のでこをこつんと叩く。
  謙信「だって会えて嬉しいんだもの」――
小次郎
「……誰だ早苗に変なことを吹き込んだのは!」


  5.続続早苗の妄想



早苗
「……」
 佐助のしなやかな身体を思い出し、早苗は赤面する。
早苗
「殿方の身体があんなに綺麗だとは思いませんでした」
 そして、今度は稽古後の景勝と小次郎の姿を思い出す。
早苗
「!」
早苗
(わ、私ったら、なんてはしたないのでしょう!!)
 一人で赤くなりながら顔を両手で覆う。
早苗
「景勝様と小次郎……。景勝様と小次郎が……。……キャー」
小次郎
「……オイ、早苗。何を想像した?」
 いい加減、怒り心頭の小次郎だった。 



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 今日はこのくらいで……。
 佐助のひらがなの手紙はとても可愛くて好きです。いつも最後に「さようなら」が付くのがきになっていました。主人と口癖が一緒です(苦笑
 絵も添付してみたり。鉛筆で書いていたら、小次郎は何度も消しては書いてを繰り返したので、髪がよれよれに……。なかなか上手にかけないですね。



 ここまで読んでくださりありがとうございました。
 拍手、ときどきいただいております。嬉しいです。一言あるともっと喜びます。

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 それではまた近いうちに!               天音花香

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こんにちは
お久しぶりです。藍です。
久しぶりにお邪魔して多くアップされておりましたので読みふけりました。
幸村は好きなキャラの一人で、本来のイメージからかけはなれた彼に大爆笑です(笑)

小次郎のツッコミも冴え渡り、笑いました。

やはり、姫は誰のものにもならず、そのままでいてほしいなと思いました(笑)
誰かのものになってしまったら、多分姫の幼なじみであり、とても一途などこぞの誰かさんが何かをしでかすかと…。
多分、最強のツッコミと剣技と面倒見のよさを合わせ持つ護衛が簡単に阻止するのでしょうけど(笑)

本編でも愛すべきキャラクター達。嫌いなキャラクターは一人もいません。
綺麗で聡明で優しくて、大切に育てられたお姫様。それゆえの世間知らずからかまされる天然が、また可愛らしい主人公も大好きです。
毎回、面白いお話をありがとうございます。
何だかホッとするお話ばかりで癒されます。
本編でも天然姫様とツッコミ小次郎の漫才(違っ!)が見れて、こちらでもそれを上回るお話が読めて幸せです。

夏も本番です。熱中症にはお気をつけ下さい。
ではこの辺で失礼いたします。
2011/07/10(Sun)13:36:29 Edit
ありがとうございます~!
藍さん、こんにちは! お久しぶりです!
コメント嬉しいです! ありがとうございます!!
幸村、いじりすぎかなとは思ったのですが、笑っていただけて嬉しいです。
私もどのキャラクターも好きです。
みんな特徴があって、そしてみんな優しいですよね。
私の作品でほっとしていただけるなんてとても嬉しいです。これからも思わずくすりとしてしまうようなものが書けたらと思います。
梅雨があけ、夏本番になりますね。
藍さんもお身体に気をつけて夏をのりきってください!
天音花香 2011/07/11(Mon)16:07:53 Edit
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