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小説をおいております。 『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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プロフィール
HN:
天音 花香
性別:
女性
職業:
主婦業メイン
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、結婚後落ち着いてから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。

クリックで救える命がある。
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こんにちは、お久しぶりです。天音です。


暑い日が続いていますね。
クーラー代が恐ろしいです。

高校生のときの私はちょっといろいろうとくて、日焼け止めをぬってなかったんですよね。このシーズンはもう、運動会練習に毎日追われていて、更衣室で女子が身体に塗っている白いクリームに、うーんと思っていたものでした。

毎日裸足で、校庭、講堂、体育館1、2、を、それぞれのブロックで持ち時間で移動して練習をしていました。
校庭では男子はタンブリング、女子は創作ダンス。スタンドが出来上がってからは応援コンテストの練習。
講堂、体育館では応援コンテストの練習。応援歌とパネル操作ですね。うちの高校は応援コンテストとタンブリングが結構有名で、パネル操作は凄く芸術的だとほかのブロックのを見ながら思っていました。自分たちがやっているパネルは運動会後のビデオでわかるという……。間違っていると目立つので必死でやりました。

そして、うちの高校で練習中に出されていたのが、カルピス。
今思えば衛生的にどうなのよ、と言う感じですが、
大量に薄いカルピスが作ってあって、それを飲んでいたんですね。
そのせいかどうか、うちは夏場は今でも夕ご飯のときにカルピス飲んでますよ。
主人も同じ高校出身なんで懐かしいのかな。

このシーズンになると、もう運動会間近なので、授業後は恐ろしく忙しく、今思えば、よく熱中症にならなかったよなあと思います。
今より温度は低かったからよかったのかなあ。最近の子供たちは大変だと思います。

運動会の練習や準備自体はかなり前から始まっていたんですよね。
確か、5月に文化祭があって、それが終わるともう運動会に向けての活動が進んでいくという……。ブロックが決まり、応援歌練習は体育館、ダンスの練習は廊下とかでしてましたね。応援コンテストの練習かブロックのスタンドの絵の色塗りが選べるようになっていて、一年生のときは応援コンテスト練習に参加してましたが、基本的に団体が嫌いな私は、二年からはもっぱら色塗りをしてました。懐かしいです。

高校生のときの運動会をかなり参考に書いた作品が、
「体育祭(こいまつり)」です。
うちの学校にはジンクスはなかったし、一日で終わりますけど……。
よろしかったらお読み下さい。

「体育祭(こいまつり)」


っと脱線してしまいました。
未来の誰かに贈る日記をお送りいたします。

ココから日記


最初から読んでみる

 一九九六年 九月一日


 「どうして?」と言う疑問は、解決しても後から後から湧き上がってくるものだ。世の中は分からないことが多いから。知ってどうなるかというと、自己満足するだけのことが大抵だけれど。それに、はっきりしている答えがない問いのほうが多い。人の気持ちとかもそれだと思う。だから「どうして?」はつきものなんだよね。でもそれは、当然だけれど凄いと思う。人間ってやはり考える生物だなとつくづく思う。きっと死ぬまで疑問は尽きることなく、学ぶ姿勢は崩れないんだろうな。



 一九九六年 九月七日


 今日はほんっとうに久しぶりに中学のとき塾で一緒だった男子に会った。小さくて、可愛かったけど、今では背ものび、やっぱ男の子なんだあ、という感じになった。「よ!」と声をかけると、笑って「バイバイ!」と言った。うーん笑顔は変わらないなあ。いつまでも素直なままでいてほしい。こんな風に普通に話せる男子もいるのに、O君の前だと本当に変人になってしまう私が悲しい。
 でも、今日、あの人に会って、一応挨拶をしたのだ。
 私が顔を洗って、タオルでふきながら部室のほうへ戻っていると、入れ違いに顔を洗いにきたようで。誰もいないし、言うっきゃない! と思い、「コンニチワ」と声をかけてみると、やっぱり無表情のまま軽くお辞儀をして、「こんにちは」とごにょごにょと言ってくれた。まあ、なにはともあれ、無視されなくてよかった。でも、相変わらず、何を考えてるのかさっぱり分からない。嫌なのかな、やっぱり……。


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                    今日はここまで


 恋のほうはまったく進展していない高校生の私でした。
 ここまで読んでくださりありがとうございました。
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 それではまた!               天音花香

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 こんにちは、天音です。
 
 ちょっとお久しぶりな感じですね。
 大分涼しくなりましたが、来週はまた暑いようですね。うーん、なんだか気候があんていしなくて、変な感じです。
 風邪などひかないようにしたいですね。

 今日も「未来の誰かに贈る日記」をお送りいたします。
 
 うーん、青春ですね! と読み返して思いました。
 なんだろう。大学もゼミが大変なところだったから、研究室でみんなで居残りみたいな感じでしたが、でも、皆が一つの事を目標に頑張るって言う感じではなかったですね。
 当時感じていたことは正しいかもしれないと今思う私です。
 もちろん、高校卒業しても、頑張るところは頑張ってきたとは思うんですけどね。でも、やっぱり昔の日記を見ると、自分が年をとったな、と感じてしまいます。
 青春って味わえる時期があるんだろうなあ……。その時期にある方、もう、力いっぱい青春してください! その時期を過ぎた方、それでもがんばっていきましょう!


ココから日記


 最初から読んでみる
 

 一九九六年 九月十日


 好きな人が同じ学校にいるって、なんて素敵なんだろう! 同じ学校で、同じグラウンドで運動会の練習をしているというだけで、私は幸せ! この頃は後頭部だけで彼だと判断できるようになってしまった。他の男子はみんな同じに見えるのに、好きな人だけが浮き出て見える。私の目は正確にあの人だけを追ってしまうんだ。さらに、段々行動パターンが読めてきたから、余計に目に付くようになっている。好きって感情は凄いな。


夜とは言えない
でも日は沈んでて
空は深い青
一筆で描かれた
すじ雲は
淡く光って
オーロラのよう
一日で 最も私の好きな空



 一九九六年 九月十五日


 今日は運動会の当日! 十分ほど集合に遅れてしまった……。ま、いーか(反省しなさい)。
 今回は実を言うと、最初練習中ちょっとしらけてた。役員の中には普段だらしない(人のことは言えないけど)人がいたからだ。何を言われても、「だったら自分もちゃんとしなよ」と思ってしまう。だけど、応援コンテストとか、その他はやっぱり勝ちたいし、妥協、ということで、その人たちの普段には目を瞑って、一生懸命やるようになっていった。(もちろん普通もちゃんとしている役員もいました)
 そして、今日、当日を迎えた。
 棒引き。私の棒は負けてしまった。耐えたけれど、かなりひかれてしまったのだ。
 網も負けた。でも不思議と悔いはない。それは悔しかったけれど、よくやったと思えたから。
 男子タンブリング。結果は最下位の四位だったけれど、あの七ピラ(七段のピラミット)は一生忘れないよ! この日のために、男子は一生懸命体作りしてきたんだもんね。よく分かってるから。(個人的には筋肉質なの嫌なんだけど。特に、上半身裸だから目のやり場に困るっていうか。そういうのが恥ずかしいお年頃なのです)
 女子創作ダンス、二位。本当に惜しかった!! でも、踊っててものすごく楽しかったよ。役員の子達が一生懸命作った振り付け。踊れなくなるのが悲しいほど。
 そして、応コン! パネルは一番上手と言われてたけれど、声がいまいちだった私たち。今日は声が裏返るほど歌った。むちゃくちゃ勝ちたかったんだ。そして、応コン一位!!! 総合では三位だったけれど、男子のがんばりがすごかったし、女子もがんばったし、凄く楽しかった。もう、来年から味わえないんだ、と思うと、胸がぐっと詰まって凄く悲しい。さびしい。多分、これからは、今日みたいにみんなで一つになって、一生懸命やることってないね。もうちょっと最初から頑張ればよかったなあと後悔。でも本当に今日はサイコーだった。
 なんとあの人は陸上αとγ二つに出ていたのです! さらにどちらも一番走者で、αは一位、γは二位で入った! すごい、凄い! 同じブロックだったので、気兼ねなく応援できるのがどんなに嬉しかったか!
 私はどうしても、感動した気持ちを伝えたくて、片付けをしているときに、ちょうど一人のあの人を見つけて、「陸上、凄く速かったね!!」とコーフン気味に言ってしまいました。すると、ちょっとびっくりした顔をして、でも、次はちょっと不満そうな顔をしてうなった。やっぱ、二位はくやしかったのかな? と私が思っていると、一言。「――疲れてしまった」あの低い声で言ったのだった。なんかとても普通の会話じゃないですか?! もう、とっても×100嬉しかった。私は「お疲れ様!」と言って、その場を去って、嬉しさのあまり、友達に報告しながらジャンプしてました(本当にどうしようもなく馬鹿)。多分あの人にも見えてたでしょう。ちょっと後悔。その後は元気百倍! 片付け超がんばった! あの人は走ってたときも無表情で、男子と話してるとき以外無表情が多いから、今日見せてくれた人間らしさがとっても嬉しかった! もっと知りたいな。

 片付けも終わり、役員が一人一人挨拶して、終わるときは、本当に悲しかった。ああ、もう、終わるんだって……。宗教的だ(応コンの練習の仕方が)とかいろいろ投書箱で意見が飛び交ってたけど、やっぱり一生懸命やれるってことは素敵だと思う。それが終わってしまうなんて……。あの人とも練習時間とかに会えなくなるなんて。寂しいよう。




 一九九六年 九月十五日
 

 帰宅後。
 うー、なんかむなしいというか、さびしいというか……。これからは運動会を経験できないんだと思うと、なんともいえない痛みが胸を襲う。今までにも何度か味わったことがある痛みだ。卒業式(小学校の)の春。いつもは楽しくなる春が、ものすごく寂しくて、息苦しかった。それから、中一の春。部活の先輩方が卒業するのを見送って、ひと気の少なくなった校門に、風だけが吹いていたときもこれと同じ痛みが襲った。
 そして、今。
 ああ、私はこうやって大人になっていくのだろうか。いくつもの別れ、そして、喪失。嫌だな。もっと高校生していたい。訳が分からないままに、我武者羅に走りまくって、がんばった運動会。毎日毎日、裸足で、苦しくて暑くてたまらなかった。体中がいつも筋肉痛で、仕切ってる役員がうざったくて、どちらかというと、早く終われ! って思っていた。でも、夕暮れまで残ってやった競技練習とか、毎日出される冷たいカルピスの味だとか(今年は衛生面が気になり、二度しか飲まなかったけれど、高校一年、二年のときのんだ、冷たくて、薄いカルピスの味が忘れられない)、分刻みの移動、行動だとか、男子のタンブリングの練習のかけ声だとか、必死になってやったパネル操作だとか、今回はあの人とブロックが同じで、いろんな面を発見できたし……。なんかあげるときりがないくらいすごくたくさんの思い出があって……。本当に私この高校に入ってよかった。中学のときは、ただ、T先生を喜ばすためだとか、いじめから逃げるためだとかいう、どうしようもないような理由だったけど、今、本当に思う。私は、この高校に入ってよかった。
 これからは、悔いが残らないように勉強、だね!
 
 あの人は今、どんな気持ちかな。


 

 今日はここまで。
 
 
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 それではまた!               天音花香 

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 こんばんは、夜遅くに天音です。

 かなり涼しくなりましたね。
 それでもうちのマンション内は温かく、外に出たときにそのあまりの涼しさにびっくりします。もうすっかり秋というか晩秋?
 今年は夏が長かったけれど、冬も早いのだろうかと気候の変動にぐったりです。


 未来の誰かに贈る日記、お送りします。
 日記にも書いてあるんですけれど、もう、恋愛のことばっかりになってきてます(苦笑 そういうお年頃だったのでしょうか。
 でも、小学生のときにつけていた日記も好きな人と親友のことばかりで、他に考えることなかったのかなと読み直すと思います。小学生のときの日記は見せるために書いていないので、もう、書き放題というか……。それを読んだ後に、高校生のときのこの日記を読むと、ああ、随分マシになっていると思います。これでも!? と思わないでくださいね。

 それではスタート。


 ココから日記



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 一九九六年 九月十八日


 だめだな。一度会話をしちゃうともっと話したいって思っちゃう。ブロック解散して、これからはあまり会えなくなるというのに……。あー、そんなの嫌だ! もっともっと話したい! いろんなこと知りたいのに! でも、煙たがられるのはもっと嫌だな。




 一九九六年 九月十九日


 私は体育を終えて教室へ。あの人は教室から部室へ体育のために着替えに。(今思うと、部活に入ってない人たちはどこで着替えていたのかな? 私は部室がO君と近かったので、体育の時間が入れ違いのときは会えるので嬉しかったが)
 本当に偶然。ちょっとずれてたら会えなかったはず。以前なら、そうやってすれ違えただけで、とってもHAPPY! でも、いつの間に私はこんなに欲張りになったの? 会えたんだから挨拶しようって。いつもはお互いに隣に友達がいるからしないけど、あの人の隣には誰も居なかったし、私の隣にいた友達は、今は恋愛とか興味ない子だったし、いいやと思って。私ってば馬鹿。ちょっと会話ができたからって、距離が縮まったと勘違いだよね。いっぱい人いたのに。なのに。
「こんにちは」
 小さく言ったんだよ? 他の人に聞こえないように。でも、あの人は素通り。あ、無視されちゃった……。私はショックで。でも何ともない風に笑って、
「無視されちゃったっ」ってごまかし。でも、ずーっとその後の英語の時間、悲しくてため息ばかりついていた。やっぱ、めーわくなんだ。うっとーしーって思ってるんだ。そう思うと、悲しくて悲しくて。次会ったときは絶対何も言わないって心に決めた。でも……。そう、売店で飲み物買ったのも偶然。それから部室へいくとき、やっぱりばったり遭ってしまった。一時間前に無視された細い道で。私はもう傷つきたくないから、顔をすぐ下げて、俯いてあげなかった。あの人は、私がお辞儀をしたと誤解したんだろうか。「こ……ちは」あの人の低い声。すれ違いざまにふってきて……。え? 私、てっきりまた無視されると思っていたので、何も返せなかった。でも、とっても意外。私に言ったんだよね? もしかして、「無視された」って言ってた言葉が聞こえたのかな? ちょっとは気にかけてくれたのかな? なんか、とても意外すぎて信じられないよ。でも私ってば単純。その声聞いたとたん、顔がにぱあってにやけてなおらない。本当に、もう、なんだかよく分からないよ。でも嬉しかった、本当に。まったく、あの人は気づいているんだろうか? 自分の行動が、人にこんなに影響与えてるってこと。本当に人を好きになるって困ったことだよね。知れば知るほど魅かれちゃうじゃん! 今頃勉強かな? がんばってね!って自分もだけど……。

今日はとってもはっぴっぴ!




 一九九六年 九月二十二日


 今頃勉強してるかな?(午前十時二十七分)私もそろそろがんばらなければ(遅すぎです)。他のことが手につかない、なんて恋はいらない。あの人のせいにすることはできない。自分を見失うことは許されない。一喜一憂なんてしてられない。あの人にはあの人のするべきことがあるんだから、邪魔なんかしてはいけない。一目見られたらそれでいいじゃん。挨拶して、返してもらえなくても、もう何も考えない。迷惑かもしれないね。でも、だったら言えばいい(言えないよね)。ということで、そんなことは忘れてしまえばいい(無理だけど)。忙しいんだとか、タイミングが悪かったんだって、いいようにとらえて、うじうじしないで自分のことする! そっちのほうがお互い数段いい。あの人の存在は常に私の元気、活力じゃなきゃいけない! まずは大学。あの人のことは卒業式まで置いておこう。さあ、やるぞ!!

なんか最近、内容が恋愛のことばかりになっている……。


 
 一九九六年 九月二十三日
 

 何かを学ぶって、決して嫌いではなかった。新しいことを吸収するのはワクワクしたし、疑問が解決できたときは凄く嬉しかった。でも面白いだけじゃなかった。常に耐えなくてはならなかった。難しくて、放り出したくても、我慢して、それでやっと分かるようになって、面白さが倍増するんだ。でも、いつからだろう。耐えるのが面倒になって、どうでもいいやと思うようになって、勉強をしなくなった。なんて楽なんだろう!そしていつしか勉強の面白さを私は忘れてしまった。辛かった部分だけ見えて、勉強が嫌いになった。そして受験生になった。私は教科書から嫌われたまま。私も嫌い。どうしていいか分からない。でも、やっぱり勉強は面白くなくては続かないと思う。早く昔の感覚をとり戻さなくては。毎日生きることさえ精一杯の人たちだっている中、せっかく勉強する機会をもらっているのだから。




 一九九六年 九月二十四日


 小さい頃に、何度も見た悪夢があった。一つは漢字に関するもので、何もない空間に薄い青色の線が、がーっと引いてあって、そこにわらわらと漢字が……。(弟も同じ夢をみていました)うーん、今になっては、なぜあんな夢を見たのか……。もう一つは、いまだに眠りかけとか、他のことしてるときにふっと見たりする。詳しい内容はすぐ忘れてしまうのですが。誰かに裏切られる夢です。私が何か言うと(多分「なぜ?」とか「お前もか?」とか)にやりと相手は笑うのです。それで私は言いようのない恐怖に駆られて、そこで目が覚める。その夢が何を表しているのかは分からない。でも、それは多分私にかかわることだと思う。前世? もしくは未来? 私の夢はただの夢じゃないことが多いので……。
 それはおいといて、今日は朝から、あの人に何か起こるとか不吉な不安がなぜかあったので、朝、自転車がないのを見たときは怖くてたまらなかった。結局、あの人はこなかった。風邪でもひいたのだろうか? 早く治るといい。明日は元気な顔が見られますように! もう贅沢は言わない。顔が見られればそれでいいから。

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 今日はここまで。
 

 
 裏切られる夢は最近はあまり見ません。時々白昼夢で見てたんですけど、教会に通うようになってから見ていない気がします。

 相変わらず、人より人間不信な部分が多い私ですが、神を信じることによって大分その不安は薄らいでおります。神は人を裏切ることはないから。神を信じることで、「信じる」ということを学び、他の人に対しても信じるようになれればと思っていた私。最近は前向きに人を見られるようになったと思います。一番近くにいる主人を疑うことがあるというのは私にとっても辛いことだったので、それがかなり緩和され、主人をいっそう愛しく思えるということは幸せですね。

 前世で何があったにしろ(分りませんが)、今生きている私は私。そう思って、今を大事にしたいです。


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こんにちは、天音です。


土日は結構暑かったのに、今日は涼しいですね。
風邪気味だからそう感じちゃうのでしょうか。
1996年、受験生だった私は、ちっとも受験生らしくない気がします(笑
まあ、そんなものなのかな……。
でも、勉強していた方はちゃんと勉強していたんだろうなあと思います。
そして、勉強はしていたほうがいいとも今は思う私でした。
若いときはわからないんですよね。そういうの。
若い方、選択枝を広げるためにも勉強はしたほうがいいですよ!

それでは、日記いきます。


ココから日記


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 一九九六年 九月二十七日


 テストの時にはちゃんときていたあの人。無理してきたのかな? それとも……。家で、テスト勉強してたとか言わないよね?
 今日の国語のテストの論説文は面白かった。岸田秀著の『時間と空間の起源』。まず一文目に惹かれた。「時間は悔恨に発し、空間は屈辱に発する」。へ~、どうして? と思ったときにはもう私はその文章に引き込まれていた。人間の欲望は、他の動物のように生死にかかわる、いわゆる本能的なものではなくて、そのために人間はそれを抑圧しなければならない。その抑圧のせいで、満足できずに悔恨が生ずる。それで、その抑圧した時点が過去で、それと異なる時点が現在。そして、人は抑圧したことを満たそうとする。それが未来。と言う内容だ。なるほど。私もこの日記に書いてると思う。次はがんばるぞー! って言うような内容。過去(日記をつけている出来事)は後悔たらたら書いてるし……。著者はこうも言う。欲望が満たされ続けるとき、時間は存在する必要がない。その理由で、好きなことをしているときは時間が短く感じ、逆の場合は長く感じると。なるほど、面白い! また、胎児は欲望も何もないから、時間を感じることがないそうだ。そのようなことがいろいろ書いてあった。うーん、面白い。こういう文は読んでいても苦にならないなあ。逆にテストであることを忘れてしまうので困ります。



 一九九六年 九月二十八日


 現実ってそんなにうまくはいかない。どうにかしたいって思って、頑張ってもそれが裏目に出ちゃったりとか、効果がなかったりとかのほうが断然多い。運命的とか絶対ありえないと思う。だからこそ面白いというのもあるのだろうけれど。だけど、そんな理由から、私は小説や漫画をよく読む。主人公に感情移入することで、自分とは違う人生を味わえるが、決して自分に被害はない。なんて楽しい!こんなにも都合のいいことはないだろう。想像するのも好きだし、それを書くのも、私の願望を主人公を通して果たしてもらおうとしてるってことが、理由の一つになっているんだと思う。現実を諦めて逃避してるのだろうか? 他でもない現実を変えるのは、私以外の何者でもないのだから、とりあえず何かしなくてはね。

 おっと勉強始める予定の時間よりも三分も経ってしまっている。ということで。




 一九九六年 九月三十一日
 

 今日は三日ぶりにあの人にあった。朝課外終了後、友達と教室へ戻っているとき、階段を上ってくる人が見えた。背が高くて、雰囲気が似ている。けれど、髪が違う……。ついついじーっと見てしまった。やっぱりあの人だ。髪切ったんだ。私も金曜日に切ったのでなんとなく嬉しかった。おそろ! なんてね。でも、その後がいけなかった。友達に手紙を私に理系クラスに行ったときに、あの人のクラスをしれーっと覗こうと思って、首をのばして……。見えるわけないか、と思いなおして、正面に向き直ったとき。あれ? なんか似てる……? って、本人じゃん! 私はびっくりして肩が上がっちゃって……。その上、俯いてしまった。これじゃ、私ぜんぜん変わってない。もーバカバカバカ! 明日こそは!!

 さー勉強しよう! 明日から十月……早すぎる……!




 一九九六年 十月三日


 昨日、ある感覚が来た。「~しなきゃ」と心にぽんと浮かぶときって、それをするとあの人に会えるときが多い。だから会えるんだと思って、職員室に行ったが、会えない。おかしいな、と思いつつ、用を済ませて、教室に帰ろうとしてて、そう、なぜか横が気になって、ふっと向くと、いたんだわ、これが。AND、今日。文化講演会があったとき、早めに席について、あの人が講堂に入ってくるのを待ってたんだ。んで、いた! っと思って見てると、視線を感じたのかな、一瞬こっちを向いたから目が合った! それだけで嬉しい私でした。


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 今日はココまで。


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 短編と日記の更新ばかりで申し訳ないのですが、よろしかったらカテゴリーから他の作品もよんでいただけると嬉しいです。
 
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こんにちは、こちらでは久しぶりの天音です。


書きたいものが多いのですが、書くと長くなりそうでメモだけで終わっている私です。
レギオンの二次創作もね、もうラストまで話は決まっているのですけれど、それを文章にするエネルギーが今は足りないので、もう少し時間を頂きます。


未来の誰かに贈る日記はコピペするだけなので、更新が早いです。
手抜きですみません。

日記を読んでいると、幼いなと感じるのにも関わらず、今と変わっていないなと思い、ちょっと悲しい私です。少しは成長したいものですね。


ココから日記


 一九九六年 十月八日(政経の授業中。ごめんなさい!)


 サバンナの中でカンガルーがすくっと立ち上がって、片耳をピクリと動かして、一点を見つめる。テレビで見ると心が騒ぐ。実際見てみたいとも思う。とても静かな綺麗な目。でも、あまり表情がないと感じるのは私だけだろうか。彼には何が見えているのだろう。自分の敵の気配を感じ、その姿を見ようとしているのかもしれない。でも……と私は考える。もっともっと、私には理解できないような何かが見えているのではないだろうかと。仲間が危機に瀕しているところだとか、自分たちの土地が破壊されていくところだとか。そして、地球の未来だとか……。だから、彼はじっと見て、でも何もできないのがわかっていて、あんな表情のない、諦めたような目をするのではないだろうか。
 同じように、戦場の子供たちの目。見ると、何か胸にぐっとくるような、なんとも言えない気持ちになる。彼らは何を考えて、何を見ているのかな。

<少年>

少年は見つめていた
砂漠を進むいくつもの竜巻を
サバンナを走る動物の群れを
森を潤す激しい雨を
波間をはねる光のきらめきを


少年には見えていた
砂に埋まったいくつもの村が
乾いた大地で死に絶える動物が
切り倒されゆく森の木々が
赤く濁った海が


少年の目は
静かで
真っ直ぐで
でも光がなかった




 一九九六年 十月八日


 昨日は熱を出して、バスの乗り方がよくわかんない私はK子に乗るとこまでついていてもらって、雨だったので、傘まで貸してもらって……。友達ってありがたいな、としみじみ。
 今日は熱も下がって、地学の質問するために、職員室(一階)と地学教室(五階)を三往復もしてしまった私。何度行っても先生はつかまらない。昼食に行っていたそうで……。その代わり、五日ぶりにあの人を見られて、嬉しいのか悲しいのか……。つ、疲れた……。でも二昼(うちの高校は休み時間が二つある。二昼は後の休み時間)に帰らずに待っていてくれた地学の先生はやっぱり優しい! 七限目はHRがレクレーションになっていて、クラスでバレー。珍しく六組も同じ時間。会えないかなあと思うと前を一人で歩いている。最近挨拶もしてないし、どうしようかなあと迷ったんだけれど、ええい、いったれ! という感じで、ちょこちょこと走り寄って、「こんにちわ!」
 あの人はちょっとびっくりした顔で振り返って、「こんにちは」とぼそぼそ。いつもは人が多いのに、今日に限っていない細い通路。これは神のお導きか? さあ、女は度胸! と言うことで、前々から気になっていたことをレッツゴー! 「O君、大学どこ受けるの? 六組だからやっぱり東大?」「いや……」「違うの?」「京大」「えー、じゃあ、学部は?」「医学部か理学部」あら、K子と同じ学部だ。「へえ、じゃあお医者さんになるの?」と聞くと困った顔をして「いや……」とごにょごにょ。うーん、言いたい。言いたい。言おう。
「あの、がんばってね!」と言えたのはいいけれど、自分でも驚くほどキャピキャピした声になってしまったー!! と思ったときは遅かった。あの人はどうしようもなく困っていたような気が……。頷いたかも定かでない。うーまーでもいっか。志望校聞けたから。でもでも、やっぱり隣は歩けなかった。だってそこは私の場所じゃないし、他の人に誤解されるとまずいし。なんとなく、ね。でも、本当に頭いいんだなあ。私は悲しくなった。私はなんと志望校、この時期にE判定。このままじゃ、まずいよ。T先生に怒られそう。ピアノも挫折した。もう私のとりえないじゃん。そのとき、ふっと思い出した。中三の時の友達の言葉。「天音は何でも一生懸命するでしょ? それって凄いと思う」
 うううん。今してないの。でも、私のとりえってそれだよね。あの人のことだって、大学のことだって、可能性は0じゃないよ。不可能なんて、やってみなきゃ分からないよ。まだ時間だって少しはあるよ。まずはやってみなきゃ。嫌でもがんばらなきゃ。一生懸命やって輝かなきゃ。自信つけなきゃ。がんばろう。あの人に、がんばってね、じゃなくて、お互いにがんばろうって言えればよかったな。




 一九九六年 十月九日


 O君の部室前を通ると、必ずしんとなるか、わいわいになるかのどちらか。私があの人に「友達になってください」って言ったときに、ドアが開いていたから、聞こえていたし、見えていたからだと思う。今日はあの人に、「O! O!」と名前を呼んでる輩までいた。彼女じゃあるまいし、私が通る度に目配せや冷やかしをされるあの人って、かわいそすぎる。いい迷惑だよね。「通ろうが、通るまいが、俺には関係ねーよ」って心の中で思ってるだろうな。
 だから私、そこを通るときは絶対、そちらを向かない。前向いて、自分の部室へ直行。気づかない振りしてるけど、でも冷やかしの声は聞こえちゃう。下を向きたくなるけど、がんばって前を向く。ごめんね。私のせいで。やっぱり聞いたほうがいいんだろうな。「迷惑なら言ってね。嫌われるより、自分の気持ちを抑えるほうがずっといいから」。何度も見る度に言おうとする。でも言えない。すぐさま「迷惑」って言われるのが怖いから。だってあの人は自分から話しかけてくれないし、私と話してても満面の笑顔ってときはなかったし、驚いた顔か、無表情か、困った顔ばっかり。それってやっぱり嫌がっているんじゃないかな? だからやっぱり言えない。

 ごめんね。




 一九九六年 十月十一日


 友達と話しながら階段を下りていると、下にあれ? 
 はあ、なんでこうも簡単に見つけられるかな……。そうやって顔を見つけると、一瞬夢でも見てるのかなって思うときがある。さらに授業が終わって部室に行くときも、正面から友達とやってくるのが見えた。なにやら楽しそうに笑っている。私は一瞬見て、友達と一緒にいるのに気づくと、ふいと視線をずらした。これが私にできる精一杯の思いやり。その後質問に行ったけれど、先生がいなかったので、部室でK子を待つことにした。テスト前ということもあって、英語をしながら……。部室のドアを少し開けて、あの人の自転車が見られるようにしておいた。数分たって、見る、の繰り返し。集中しなきゃいけないのに。最近はよく部室にいるあの人。O君の部の部室はいつもにぎやかで、演劇部を挟んで隣の隣のうちの部室にまで声が聞こえてくる。ついつい聞き耳をたててしまう。しかし、あの人の声は小さい上に低いので、ぜんぜん聞こえてこない。うーむ、いるのだろうか。K子が戻ってくると、K子に英語の質問をして、そして、帰ろうと部室から出たとき。O君の部室から見覚えのある人が出てきた。確か私がO君の部室の前を通ったときに部室のドアを開けた奴。ぬぬ、と思って、見ていると、張り紙をし始めた。そして、その後ろからおずおずとあの人が出てきたのだ。な、何してるんだろう……。気になったし、怖かったけれど平静を保って、通り過ぎた。よく分からない人たち。あんまり気にしないようにしよう。


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