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小説をおいております。 『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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HN:
天音 花香
性別:
女性
職業:
主婦業メイン
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、結婚後落ち着いてから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。

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こんにちは、天音です。

こちらは乙女ゲーム「いざ、出撃! 恋戦」の二次創作集。「早苗が通る!」になります。

いざ、出陣!恋戦


注意;「早苗が通る!」バージョンはギャグ要素ばかりなものです。
姫の名前は 小西 早苗(こにし さなえ)で書かせていただきます。名前の由来は前も書きましたようにありません。思い付きです。
シリアスなものを書くときは姫の名前は無しで書きたいなと思っております。

それではお楽しみ下さい。

この小説ブログ、そしてもうひとつの香水ブログに載せている全ての作品の著作権は天音花香にあり、放棄しておりません。
無断転載、無許可の販売は禁止です。






ココから小説

「早苗が通る!」シリーズを最初から読んでみる


     1.未熟

小次郎「景勝を襲った二人はおそらく才蔵と佐助だろう。てだれの者たちだ」
早苗「そうなのですね」
小次郎「景勝にあの二人を送るなんて……幸村も早苗にフラれたのがよほど悔しかったんだろうな」
景勝「……(景勝にって……。それは私が未熟だといっているのでしょうか)」
早苗「……」


     
    2.続未熟
    
 ガシャン ビリッ
 夜更け、灯りのない中、物騒な音がこだまする。
早苗「……」
 早苗は灯りを持って景勝の部屋に向かった。
早苗「入りますよ、景勝様」
 灯りもつけずに部屋に一人佇む景勝がいた。
早苗「何かあったのですね」
景勝「姫、私は……いつになれば一人前になれるのでしょうか?!」
早苗「まずは物に当たるのをおやめください」


 
     3.むっつりスケベ


早苗「あ、あの、支度をいたしますので……」
 宇佐美と外に出ることになった早苗が言う。だが、宇佐美は気づかないのか、部屋から出ようとしない。
早苗「あの……」
 小次郎が動かない宇佐美を無言で部屋から連れ出した。
小次郎「あんた本当は分かってて出て行かないんじゃないだろうな?」
宇佐美「……」
宇佐美は顔を赤くして黙った。
小次郎「むっつりスケベ」
兼続「宇佐美殿がむっつりスケベだったなんて!」
景勝「意外ですね」
謙信「安心しちゃった。宇佐美も男だったんだね」
慶次「いや、男なら着替え中にあえて堂々と入るぐらいじゃないとな」
兼続「慶次殿!」
小次郎「アンタらそれは何か違うだろう」
早苗「……」
 支度はできても部屋から出にくい早苗であった。


      4.幸村という人
 

幸村「口下手だからだかなんだか知らないけれど、手は早いよね。宇佐美は。
だったら、私も口下手になればいいの?」
才蔵「今の言葉自体、口下手ではないと思いますが」
小次郎「だが、宇佐美サンは意外にスケベかもな。
服の濡れた早苗を温めるために上半身裸になって抱きしめるなんて、オレでも驚く」
早苗「こ、小次郎! なぜ知っているのですか!?」
 早苗は真っ赤になる。
幸村「……エロじじいめ。佐助、宇佐美に雷を落としてこい」
佐助「できるか!」


      
      5.幸村という人

小次郎「宇佐美サンより高坂サンの方が手が早いんじゃないか?
天然タラシというか……。顔は近いし、手は触るし……」
幸村「高坂め……! 女嫌いのようで、早苗ちゃんにはそんなこと……!!
前から気に入らなかったんだよね。お館様にも、顔が近いし、常にべったりだしね」
佐助「それ私怨じゃね?」
幸村「煩いよ。佐助、お前も私は気に入らない。なんだあの濃厚な口づけは!! 私だってあんな口づけ……したいよ!」
才蔵も隣で頷く。
小次郎「まあ、何だな。幸村サンは自分以外の男は皆敵ってやつだな。オレも同感だが」
早苗「小次郎?」



       6.続続幸村という人


幸村「小次郎が言うとなんで爽やかにきこえるんだ?」
小次郎「いやいや、オレより爽やかクンがいるだろう。高坂サンとか兼続サンとか」
高坂 兼続「え?」
幸村「なんかむかつくけど、まだ直江の方が許せる」
才蔵「俺もです」
佐助「美男美女はなんか許せないもんな」
佐助の言葉に高坂と兼続、早苗以外が頷く。
兼続「なんか嬉しくありません!」
早苗「……」


       7.才蔵の悩み
       

才蔵(俺の役目は心得ているつもりだったけれど)
才蔵「俺のルートのとき、俺よりも幸村と姫が仲良くしている場面が多いのは納得いかない……」
早苗「で、でも、迷いましたよ? 幸村様への思いは恋ではないのではないかと。才蔵様への方に惹かれていました」
才蔵「……史実結末では幸村をとりましたよね?」
早苗「!? ……」
 早苗は思わず黙り込み、気まずそうに目を伏せた。
才蔵「これも地味だからですか?」
早苗「ち、違います……!!」
小次郎「意外と愚痴っぽかったんだな、才蔵サン」





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 今日はこのくらいで……。



 ここまで読んでくださりありがとうございました。
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 それではまた近いうちに!               天音花香

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