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天音花香の小説をUPするブログです。個人サイトの小説はこちらに移しました。現在二時創作と短編を中心に書いています。
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天音花香
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性別:
女性
職業:
主婦
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。一応文学部でです。ですが、大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、主婦になってから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。
もう一つのブログでは香水についてレビューをしております。
http://yaplog.jp/inka_rose/
こんな私ですが、宜しくお願いします。





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お久しぶりです。天音です。

相変わらず更新できてなくてすみません。
体調も思わしくなくのろのろ作業を続けています。

今日は、夕飯の支度をしているときに白菜に青虫がついているというちょっとした事件がありまして、
瞬時に小説が浮かびましたので、
書いてみることにしました。
息抜きです。

ですが、相変わらず暗いです。
すみません。
それから暗いのは性格もありますが(苦笑
小説はフィクションですので!
最近まともな恋愛小説を書いてないなあと自分で思うのですが、
私と主人の暮らしはいたって順調です(笑


持っている作業が終わったらレギオンの二次創作書きたいです。
やっぱりあの二人は書いていて楽しいので。
それで申し訳ないのですが、こののろのろ更新、
3月まで続くかもしれないです。すみません。

たまに短編を書いているかもなので、覗いてやってください。


それから、拍手、ときどきですが、頂いております。
ありがとうございます! とても嬉しいです。
一言あったら、もっと喜びます。

では小説いきます。
(タイトル、いつも決めるの苦戦します。センスなくてすみません)


ココから小説。



 
 虫(オンナ)


「きゃっ!」
 私の悲鳴に、ベットから彼がのそりと顔を出した。
「どうした?」
「……白菜に、青虫が……」
 私の言葉に、ふああ、と彼があくびをした。
「なんだそれくらい……」
 それくらい……。確かにそのとおりなのだが……。
「ごめんなさい」
「いーさ別に……。ご飯まで寝てるからな」
「うん……」
 再びベッドの中にもぐりこんだ彼をちらりとだけ見て、私は青虫に視線を移した。なんともグロテスクなその形。でも、小学生のときぐらいまでは、飼っていた事さえあったのに、いつから苦手になったのだろう。
 蝶になる青虫。カブトムシになる芋虫。思えばグロテスクなものばかりだ。でも、それが成虫になるのを見たくて、一生懸命世話したっけ……。
 でも。やっとさなぎになった蝶の幼虫。どきどきしながら蝶になるのを待った。でも、蝶になったのを見たことがあっただろうか……。蝶になったら飛んでいってしまうので、忘れてしまっているのだろう。私の記憶に鮮やかに残っているのは、さなぎのままの幼虫。いつまでたっても、ずっとさなぎのまま。ずっと、ずっと待った。でも、それは結局干からびて……。子供のときは、残念としか思わなかった。でも今は……。
 下がってきた眼鏡をずいと上に上げて、白菜を洗い出す。
「……ねえ、奥さんはまだ本当に気づいてないの?」
「んんん? なんだよ、突然……。大丈夫さ、あいつは美人だし、自分の夫が不倫をしているなんて、考えもしないだろうよ。それもお前のような地味な女と」
「……そうね」
 トントントントン。規則的に野菜を刻む手とは反対に、頭がめまぐるしく回転する。
 地味な女。
 まったくそのとおりだと思う。無造作に肩までのばしただけの真っ黒な髪。小さい目には眼鏡。低い鼻と小さな口。
 彼の奥さんは間違いなく蝶になった女性だ。華やかで、綺麗な人。
 私はさなぎにもなれなかった青虫。
 蝶やカブトムシになれるのが限られているように、人間だって、容姿端麗な方が限られる。それは分っていても、やっぱり彼の奥さんが妬ましいし、そして、いつまでも不倫を続ける彼に苛立ちも覚える。それでも捨てられるのは嫌だ。一人は嫌だと思ってその関係を続けている自分はもっと嫌いだ。
 だから、彼と過ごすこんな時間には、なんとも形容しがたい気持ちが渦巻く。
「おおい、ご飯まだか~?」
 何もわかっていない彼が不満そうに声をかけてきた。
 不意に、ある虫を思い出した。
 カマキリ。
 自分より弱いものは餌とみなしてしまうカマキリの雌は、交尾中に弱った雄を食べてしまうという……。
 カマキリは雄か雌かとても分りやすい虫だった。雌の方が大きくて、そして、お腹が膨らんでいる。あの中身は、卵だったのか、それとも雄の残骸だったのか……。
「……ふふっ」
 笑った私に、
「なんだあ?」
 と怪訝そうに声をかけてくる彼。
「うううん、女は怖いなと思って……」
「はあ~? お前も女だろ?」
 ますます不思議そうに返してきた彼。私の口に笑みが浮かんだ。
「……そうね。
ご飯、もう少しよ。待ってて……」

                            了



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 ここまで読んでくださりありがとうございました。
 暗くてすみませんです。主人公はこの後どうするのかはご想像にお任せいたします。

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 それではまた必ず!               天音花香
 

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