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小説をおいております。 『いざ、出陣 恋戦』シリーズの二次創作、『神の盾レギオン 獅子の伝説』の二次創作、そして、高校生の時に書いた読まれることを前提にした日記と、オリジナル小説を二編のみおいております。
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HN:
天音 花香
性別:
女性
職業:
主婦業メイン
趣味:
いろいろ・・・
自己紹介:
小学生のときに、テレビの影響で、小説を書き始めました。高校の時に文芸部、新聞部で文芸活動をしました(主に、詩ですが)。大学時代、働いていた時期は小説を書く暇がなく、結婚後落ち着いてから活動を再開。

好きな小説家は、小野 不由美先生、恩田陸先生、加納朋子先生、乙一先生、浅田次郎先生、雪乃 紗衣先生、冴木忍先生、深沢美潮先生、前田珠子先生、市川拓司先生他。

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こんばんは、天音です。


ほんと寒くなりましたね。
冬物のコート着ていますが、
学校帰りの学生さんを見ていると、セーラー服だけで帰っているので、
凄いなあと思います。


私もまだセーラー服のみで高校いってたのかな?
でも寒がりだったから、かなり着込んでた気がする。

受験も間近なのに、片思いモード全開の内容になっていますが、
でも、寒さには勝てなかった気がするなあ。

うちの母は着膨れするのが嫌で、寒いのを我慢して薄着という女性!!という感じです。

私は一番寒い時期はセーラー服の下にババシャツ、その上に薄いセーター。
その上にセーラー服。そして、紺のカーデ。その上にダッフルコート。マフラー。

……。着過ぎですね。
確かにだるまのようになっていたような……。
髪型とかは気にするようになっていたようだけど、
まだまだですなあ~。

ちなみに、結婚している今はもう、好きな格好し放題ですよ。
部屋着とパジャマが一緒なので、
外から帰宅したときのままの格好だと、逆に主人に、
「天音がちゃんとした服着てる」
と言われます。
やばい。女として終わってる!?

寒いときは、家用のジャンパーを羽織ります。
家用のジャンパーって何!?
と思われるかもですが、なんの、
外には着ていけないようなしょぼいジャンパーであります。
うちの母に未だに実家に帰ると、服を渡されます。
外着ももちろんありますが、
「家でなら着れると思わない?」
ともたされたものは、家着となります。
いや、もう、いらないよと言っているのですが、
買い物が楽しみの母。
まあ、母がそれでいいならもうそれでいいかと最近は思います。



では、
今日も未来の誰かに贈る日記をお送りいたします。


ココから日記



最初から読んでみる


 一九九六年 十一月十一日


 偶然会えたら、なんか運命感じるし、素敵じゃん? だから、偶然がいい。なんて。まあ、確かに思うけど。うそだね。本当は会いたくて会いたくて、待ち伏せして、袖引っ張って、無理やり話しかけたいぐらいだよ。あの人が気になって気になってしょうがない。今日、なんか深刻そうな顔してたように見えたから、心配でたまらないよ。悩んでるの? 話してほしいよ。力になりたいよ。今日も遅くまで残ってたね。自習? それとも……先生と進路のこと話してたの? ちゃんとご飯食べて、睡眠とってる? 勉強はかどってる? 大学のことどう考えてるの? 将来は? 今、何を考えてるの? いっぱいいっぱい訊きたいことがあるけど、ちっとも話せない。話す機会がない。何のために友達になったんだろう。お話がしたいの。それだけなの。あなたのことが知りたいんだよ。私の存在はあなたの心の中で、どれぐらいなんだろう? まったくなし? それはちょっと悲しいし、悔しいな。私はこんなに毎日毎日考えてるのに。でもそんなの知ったこっちゃないって感じだよね。分かってはいるの。私が勝手に好きになっただけ。迷惑極まりないよね。ああ、人の心はなかなかうまくかみ合わないよね。お互いに好きになるってすごいよなー。ミラクルだよ。羨ましい。そんな無茶なことは言わないから、せめてあなたの何か役に立ちたいなあ。私にできることはないの? 言ってくれたらできる限りするよ。ねえ……?ふー。一人、心の中で話しかけるのはさびしいぞ。明日会えるといいな。そして、お話できるといいな。
 さあ、勉強。きっとあの人もがんばってる。
 このページがあの人の心に届いたらいいのに。


 
 一九九六年 十一月十二日

 あーあ、今日は一度も見られなかった。あの人は今日も遅くまで勉強していたようです。たぶん、学館と呼ばれる、昔、うちの学校の先生が教えていた塾だったところで(今は塾つぶれちゃったの)。でも、そこ、なんか古くて暗いし、自分ひとりで行く気がしない。特にあの人、行ってるだろーから気まずいじゃん。うーん。でも覗いてみたいかも。ふう……。明日こそは絶対会えますように!



 一九九六年 十一月十三日


 うう、今日も会ってない。最近あんまり時間がかみ合わないなあ。寂しい……。友人が「うちのクラスにO君のカナヅチがあるよ。失くしてない? ってきいてみたら?」と言ってくれたけれど。うん。でもね。話す機会がないんだあ。だけど、話題をわざわざもってきてくれてありがとうね。後もう一つ、嬉しいことと言えば、今日、具合悪いから補習受けないで帰ったんだけど、そのことをK子に告げると、さりげなあく、「気をつけて帰りなよー」と言ってくれて、それがすっごく心に暖かかった。あー、なんかやっぱり友達っていいな。あの人とそんな仲になれたらいいのに。明日こそは会わせて!!



 一九九六年 十一月十四日


 N子が中学のとき仲良くしてた、T子に会ったんだって。私のことをしきりに訊いてくれたらしい。なんか嬉しいなあ。私も会いたかったなあ。
 しかーし、O君には今日も会えなかったんだああ!! 十一日に、三回見られたから、三日分ってことなのか? なーんて、そんなまさか。うー。明日こそは会いたーい。O君。実は君も私の顔見られなくて寂しい思いしてない?(してないしてない。安心してるよ)だったらやっぱ、会えるように行動しなきゃ。文系クラスの前うろつくとか(んなことするかー、変人じゃー)ふう、やっぱ、さみしーよお。
 話は変わって、今日の夜の空はとってもきれいでした。私の好きな空(地平線に太陽が沈んだ後も空が赤く染まっている時間)。この空は本で調べると、薄明というらしいのだけれど、今日は本当は薄明の時間なのに黒い影のような雲が地平線を覆ってしまって、空は深い深い青色をしていて、でも夜とは違ってかすかに光っていたのよ。それで、そこにうすーい三日月が輝いていて、とってもきれいだったの。ああ、うっとり。空ってやっぱりきれいだね。



 一九九六年 十一月十五日


 会いたい。あいたい。AITAI。I want to see him.我欲会彼。会えない四日目が終わっていく。会いたいのに、どうして会えないのー!? 明日会えないと、日曜はもち、会えないから、必然的に六日会わないことになる! 同じ学校にいるのにー。補習の前、部室に行ったときは、O君の部室開いてなかったけど、私が補習の教室に行くときは開いていた。たぶん、そこにいたと思う。なんかくやしーぞ。あの人には見たくない私が見えて、見たい私は見られないなんて! うー、イライラが積もる。明日は絶対会わなきゃ!!
 母が父のところへ行ってる(単身赴任先)明日、ちゃんと自分で起きなきゃ。



 一九九六年 十一月十六日 


 昨日前髪を切ったので、ちょっと恥ずかしいなあと思いながら学校に行った。部室にコートを置くために入ろうとしてると、あの人が自転車をとばしてやってきた。ああ、やっと会えた! さらに掃除のとき、自分の区域が終わったので、N子の教室の前で話してたら、あの人が教室へ戻ってくるのが見えた! そこまではいい。


 放課後。K子を部室の前で待っていると(暖かかったし、あの人が出てくるかもしれないので)あの人は意味もなく出たり入ったり。最初は二年生も出てたのだけど、そのうち部室に入ってしまった。あの人も。しばらくしてもう一人の人と帰るためだろう、出てきたの。それで、もう一人のほうはすぐ自転車の鍵をはずして行っちゃったんだけど、あの人は一人でうろうろ。私とあの人だけだ。これって、チャンス! でもちょおっと距離があったのよ。3メートルくらい。だからちょっとためらいながら、小さく手を振ってみたが気づかれなかった。(無視したのか?)だから、遠慮がちに、「Oくーん」と呼んでみたが、しーん。ちくしょおと思った私は「だー、バカヤロオー」と小さく叫んでしまったのね。聞こえちゃったかな。どうしよう。明日は会えないから、余計になんか気まずい。声かけないほうがいいのかな? でも、わざと一人になったように見えたんだもん(恋する乙女は盲目です)。そんなのって、ずるいよねー。
 明日テストなんだけどなあ……。



 一九九六年 十一月十六日


 あの人に言いたいこと。

「友達になってください」って言ったとき、「はい」って言ったよね?
 それとも私の聞き間違い? 全然話してないし、ちっとも友達らしくないよね。私はね、ただね、あなたに男子と話しているのと同じような感じで話してほしいの。
 もっと自分のこととか話してほしいの。「会話」っていえるものがしたいの。それだけ。
 だって、いっつも私が聞くだけじゃん。で、あなたは「はい」「……いや」としか言わない。これじゃなんか私が尋問してるみたい。
 それとも迷惑なの? こうやって私があなたを呼び止めて話しかけるの「うざってー」とか「やめてほしー」とか思ってる? だったら、ちゃんと言ってほしい。そしたら、話しかけるのやめるよ。私だってなにもあなたを困らせようとしてこんなことしてるんじゃないし。時期も時期だし、勉強の妨げになったりしちゃ困るし。「別に……」って言うんだったら、私、話しかけちゃうよ? 
 それに、あなたも挨拶ぐらいしてほしい。朝は「おはよう」昼は「こんにちは」帰りは「バイバイ」。友達同士で挨拶するっしょ? 私ともしようよ。
 で、結局あなたの答えは?

 これだけ訊くチャンスと時間がほしい。


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 今日はココまで。

 ここまで読んでくださりありがとうございました。
 拍手、ときどきいただいております。嬉しいです。一言あるともっと喜びます。

 アルファポリス「第3回青春小説大賞」(開催期間は2010年11月1日~2010年11月末日)にエントリーしています。

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 それではまた!               天音花香 

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